○ 水素と酸素は仲良しである |
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私の表現を使いますと、水素と酸素はたいへん仲良しだということになります。
言い換えますと、もし水素と酸素が仲良しではなく、水素は水素で右を向いたまま、酸素は酸素で左を向いたままというのでは大変なことになります。
何となれば、それではいつまで経っても「水」が誕生しないことになるからです。
そして、水が誕生しないことには生物の誕生もなかったことになるからです。
したがって、地球上における生物の誕生が可能となったのは、水素と酸素の仲が良かったからである。その結果、水素と酸素が2対1の比率で結合し水が生まれたからである、ということになるわけです。ところで、このようにして生まれた「水」の中には「水素」は殆ど含まれていないことになります。といいますのも、水の中では水素と酸素は固く結びついている、水素の手を酸素が放してはくれない、水の中の水素はすべて酸素のひも付きだ、ということになる。つまり、水の中では水素だけが(酸素と離れて)豊富に存在することが困難となるわけです。
ところで、このような水つまり「水素欠乏水」の中に誕生した生物は実は、病気という一種の宿命を背負い込むことになってしまったのです。といいますのも、「水素欠乏水」では私たちを病気に追い込む元凶である「活性酸素」を処理するには不十分だからです。
では、「活性酸素」を抑え込むにはどうすればいいのでしょうか。
この問題を解くヒントは実は上に述べた記述の中にあります。
つまり、「酸素と水素は仲良しだ」という事実です。
したがって、「活性酸素と活性水素も仲良しだ」ということになります。
なぜなら、活性酸素といえども「酸素」であることには変わりありませんし、同様に「活性水素」といえども「水素」に変わりはないからです。
ただ違いは、通常の酸素より「活発な酸素」、通常の水素より「活発な水素」というだけのことです。したがって、活性酸素を抑え込むには、仲良しの関係にある活性水素を用意するのが一番だという結論になるわけです。
体内に過剰な活性酸素が発生したときに備えて普段から活性水素を用意しておけばよい。
そして、そのための切り札が「水素豊富水」だというわけです。 |