■NO.6 水素豊富水を作る方法−1
要するに、私たちが健康と長寿を実現するためには、「活性水素」、つまり「原子水素」が不可欠だという結論になるのです。
では、「活性水素」を手に入れるにはどうすればよいのでしょうか。
もう、お分かりのことと思います。
「活性水素」とは原子水素・Hのことであり、原子水素を得るには分子水素・H2を分解してやればよいことになります。
そして、私たちの体内にはすでにH2を分解してHを作る「水素分解酵素」が備わっていると考えることができますから、要は「分子水素の豊富な水」つまり「水素豊富水」を摂取するように心がけさえすればよい、という結論になるのです。
○ 水素豊富水を作る
では、「水素豊富水」、つまり「水素をタップリ含んだ水」を作るにはどうすればいいのでしょうか。
(1)その方法のヒントは実は、中学2年の理科の教科書の中にあります。
それは「水の電気分解」という方法です。
「水の電気分解」とは、「水素と酸素の化合物である水」を元の「水素と酸素」に分離する原理のことをいいます。
したがって、水の電気分解によって「水素の豊富な水」(陰極側)と「酸素の豊富な水」(陽極側)を作ることができることになります。
事実、私自身16年前に出会った「水」とはこの電解水だったのです。
当時はアルカリイオン水と呼ばれていましたが(今でも依然としてこのようなトンチンカンな名称で呼んでいるメ−カ−もありますが)、上に述べましたようにその水の実態とは実は「水素豊富水」(陰極水)だったというわけです。
もっとも、16年前の私には残念ながら「その水が、実は水素豊富水であった」という事実には気づきませんでした。
といいますのも、その事実を確かめるには「溶存水素計」を必要としますが、その存在を知らなかったからです。
溶存水素計によって、電解水(陰極水)が水素豊富水であることを初めて明らかにしたのが96年12月1日発行の小著『患者よ、ガンで死ぬには及ばない』(KKロングセラ−ズ 77頁に掲載の表)の中においてなのです。
同書の中で初めて、電解水(陰極水)の中には電解前の水(水道水)に比較して200〜500倍も多くの水素が含まれていることを明らかにしたというわけです。
(2)ところが、ごく最近になってもっと簡単に「水素豊富水」を作ることのできるヒントを今度は高校の化学の教科書の中に見つけることができたのです。
しかも、はるかに簡単、安価に作れる方法が見つかったというわけです。 |
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