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■NO.12 便の悪臭が消える
私が16年前に出会った「水素豊富水」は、電解還元水でした(当時は、アルカリイオン水という非科学的名称で呼ばれていました)。
ところで、当時の私が還元水に興味を持つに至ったキッカケはただ次の一点でした。
それは、排泄便の性状が一変してしまったことでした。
つまり、それまで飲用あるいは調理用として当たり前のように使っていた水道水使用時に比べて、水素豊富水の使用を始めてから1、2週間もしないうちに排泄便が文字通り激変してしまったのです。
水道水を使用していた時分の「黒褐色で悪臭がひどく、固くて重い便」が、「淡黄色で悪臭のない、軟らかくて軽い便」に一変してしまったのです。
それ以来、ちょうど母乳栄養児がオシメに落とすウンチと変わらない程の「きれいな便」の排泄が続くようになったのです(いまだに続いているわけですが)。
その後、「還元水は飲用して胃腸内異常発酵の改善に有効である(悪臭便がきれいな便に変わる、という意味)」ことが、厚生省によって認可されているという事実を知ったという次第です(昭和40年10月8日付・薬発第763号)。
さて、「異常発酵」という現象は正常発酵に対する言葉で、簡単にいいますと「腐敗」という現象を意味することになります。
つまり、私たちが口から摂った飲食物がやがて肛門から排泄されたとき、腐敗臭 (悪臭)を放っていれば「胃腸内異常発酵」が起きているということになるわけです。
では、胃腸内異常発酵によって引き起こされる「悪臭便」の原因物質 について簡単に説明することにしましょう。
○ 悪臭便の原因物質
悪臭便の原因物質としては、硫化水素・アンモニア・ヒスタミン・インド−ル・ フェノ−ル・ニトロソアミン・・・などが挙げられます。いずれも有害な病原性物質です。
・硫化水素
タマゴが腐った時に発する特有の悪臭のある猛毒性物質です。
・アンモニア
公衆トイレでおなじみの特有の刺激臭のある物質で猛毒性があります。
・ヒスタミン
アレルギ−疾患の引き金を引く物質です。
・インド−ル
タマネギが腐った時に発する特有の悪臭のある有害物質で発ガン性があります。
・フェノ−ル
石炭酸のことで発ガン性が認められています。
・ニトロソアミン
第一級の発ガン性物質として知られています。
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