(3)プロパンガスから水素を取る
平成15年1月9日付の日本経済新聞朝刊に次のような記事が掲載されています。
燃料電池 家庭用 初の実用実験
石油元売り大手の新日本石油は八日、プロパンガスから水素を取り出して発電する家庭用燃料電池を開発、一月末から住宅での実用化試験を始めると発表した。遅くとも二OO五年度に発売する。燃料電池を一般家庭向けに試験導入するのは世界初という。・・・二OO五年度の発売を目指す。燃料電池は排出されるほとんどが水分で、二酸化炭素を大幅に削減できる。二O一O年度には五千億円程度の市場規模が期待されており、実用化に向けた開発競争が熱を帯びてきた。新日石が開発した燃料電池の実用機は出力一キロワット。大きさは高さ一メ−トル、幅九十センチ、奥行き五十センチとエアコンの室外機を一回り大きくした程度。屋外に設置、ガスボンベと接続する。照明や冷暖房のほか給湯用の熱も供給、一般家庭の電力需要の大半を賄うことができる。横浜市などの自治体や建設会社に有料で貸し出し、百カ所以上に設置、耐久性などを検証するためのデ−タを集める。価格は一台五十万円を目指し、家庭の光熱費を二割削減できるようにする。プロパンガスは国土面積の九割以上の地域、全世帯の約五五%に普及している。新日石は専用の配管工事の必要がなく、既存の販売網を活用できる利点を生かし、プロパンガスを使う家庭用燃料電池を戦略商品として育成する。
(傍線 筆者)
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○ 水素のある生活の実現 |
先週は都市ガスから水素を取り出す「改質器」について触れましたが、新年早々今度はプロパンガスから水素を取り出し発電する家庭用燃料電池の登場です。価格も五十万円、専用の配管工事も不要というのですから急速に普及することになるやも知れません。
ところで家庭用燃料電池、つまり「家庭用・水素発生装置」が各戸に普及するようになりますと誰でも容易に「水素豊富水」を作り飲むことができるようになります。
私たちはたとえ万有引力の法則についての詳しい知識はなくとも、リンゴが落ちるという現象を見れば納得できます。同様に、たとえ水素豊富水に関する詳しい知識は持ち合わせなくとも、「水素豊富水」を常飲していれば身体が自然に健康になっていくことを自分で実感できるようになり、過去悩んでいた持病がひとりでに改善されていくことを実感できます。そうなれば私の提唱する理論も十分に理解、納得される筈です。
なにせ、私たち人類はこれまで「水素の抜け去った水」しか知らずにきたのですから、「水素をタップリ含んだ水」の引き起こす結果(効果)など想像もできなければ容易には理解できないのも無理はありません。しかし水素のある生活が実現すれば(「家庭用・水素発生装置」が設置されれば)、水素豊富水を試してみないという手はありません。そして一度でも試してみれば、論より証拠。
「水素のある生活」とは「美と健康と長寿の生活である」ことが理解される筈です。 |