○ 奇跡の泉ルルドへ |
『奇跡の泉ルルドへ』(竹下節子著 NTT出版 96年1月22日初版)という名著があります。著者は東京大学博士課程卒の比較文化史家ですが同書には「・・・現在、世界で最大の巡礼地は、バチカンでも、イスラエルでもメッカでもない。フランス西南部のスペイン国境に近いピレネ−山脈の山麓にある小さな都市ルルドだ。この都市は、わずか一三○年あまり前にカトリックの巡礼地として公認されたむしろ歴史の浅い巡礼地だというのに、非キリスト教徒を含めた年間五○○万人にのぼる巡礼者を集めている。・・・一八五八年に、栄養失調で病弱な貧しい十四歳の少女ベルナデット・スピル−が、薪ひろいに行った洞窟で一八回も聖母を見たと言ったときは、それでも、すぐに歓迎されたわけではなかった。・・・水という具体的でかつシンボリックな媒体を通して、ルルドは、難病の奇跡的治癒の恩寵として、類のない名声を築き上げてしまった。ところが、その水というのは、分析の結果、いわゆるミネラルウォ−タ−ですらなく、抗生物質も放射線物質も含んでいない、ふつうの山清水であることがわかっている。・・・」と記されています。
ところが同書の発行翌年の97年、「ふつうの山清水であることがわかっている」と記されたルルドの水の「正体」の解明を試みた日本人研究者(入江一彰氏)がいるのです。
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○ ルルドの水の正体 |
『Zero Water』と題するホ−ムペ−ジ(株式会社アイピ−エレクトロニクスhttp://www.ip-e.co.jp/)には次のような記述があります。
15.活性水ゼロウォ−タ−(ルルドの泉)
「・・・ところが1997年この水に遭遇した我々は、常日頃研究している分極率ゼロのゼロウォ−タ−である事を発見した。我々の新しい水の分類法により、ルルドの水は解明されたのである。『カトリック生活』(カトリックの月刊誌)1998年5月号に竹下節子女史(比較文化史家)の「ルルドの水をめぐって」によって、分極率ゼロのゼロウォ−タ−であることを発表してもらった。カトリックの信仰と共に、ルルドの泉の水は繁栄してきた。ガン・肝炎・腎炎・糖尿病・アトピ−・神経痛・リュウマチ・皮膚病等難病によく効き、ルルドの泉は今後も多くの人々に恵みを与えることであろう。ゼロウォ−タ−濃度10 のゼロウォ−タ−はルルドの泉と全く同じ活性水であり、飲用すれば、生命を蘇らせ、健康を増進する。浴用すれば、疲労回復・痛みの解消・皮膚に活力を与える。」
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ところで、先週の6月24日この入江一彰氏から次のようなメ−ルを頂いたのです。
−以前から先生の水の本を読ましていただいているものです。この度「活性水素くん」を購入いたし、飲用してみた所、大変美味な水でございました。私は以前よりゼロウォ−タ
−の研究をしておりましたので早速、ゼロウォ−タ−濃度を調べてみましたところ、10のゼロ乗のゼロウォ−タ−でございました。「水素豊富水」はゼロウォ−タ−でもありましたので、驚き、ご一報申しあげる次第です。今後ともよろしくご指導賜りますようお願い申し上げます。
(株)アイピ−エレクトロニクス 入江一彰
*私が長年提唱してきた「水素豊富水」に対して全く新しい光が当てられることになったのです。今後は入江氏のご指導を頂きつつ更なる努力を重ねたいと考えています。 |