○ 喘息(ぜんそく) |
12月11日(木)付日本経済新聞朝刊42面に次のような記事が見られます。
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子供のぜんそく最悪 |
文科省 アレルギー疾患調査へ |
文部科学省が十日発表した今年度の学校保健統計調査で、ぜんそくの幼稚園児や小中学生の割合が過去最悪となったことが分かった。・・・調査は全国の幼稚園から高校まで約九千百校を抽出。健康診断での発育、健康状態を調べた。ぜんそくの子供の割合は幼稚園1.5%(昨年度比0.2ポイント増)、小学校2.9%(同0.2ポイント増)、中学校2.3%(同0.1ポイント増)で、十年前の調査と比べて倍増した。高校は同0.1ポイント減少の1.3%だった。アレルギー性鼻炎などを含む鼻・副鼻腔(びくう)疾患は幼稚園3.0%、小学校11.1%、中学校10.1%、高校7.4%で、昨年度と比べ中学生を除いて割合は微減したが依然、高水準で推移。同省は「環境や食生活、衛生状態、感染症など様々な要因が考えられるが、明確な原因は分からない」としている。 |
○ 喘息は簡単に治るという事実 |
さて記事にもあるように、小児喘息に対してもアレルギー性鼻炎に対しても現代医学はいまだ有効な解決策を提示できていないようです。ところが、過去19年間から学んだ私の実感をいいますと「喘息であれアレルギー性鼻炎であれ、水素豊富水の飲用によっていとも簡単に治ってしまう」のです。症状が消えてしまうまでに1カ月を越すことはまずありません(ほとんどの場合3週間以内に治癒しているといえます)。むしろ私の印象を率直にいえば、「あまりにも簡単に治ってしまうので、私としても少々張り合いがない」くらいなのです。電話での相談を受けた場合などいつも「小児喘息ですか・・・治るまでに3週間を越すことはまずないでしょう」と常に断言している次第です。
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○ 現代医学に対する疑問 |
実をいいますと今から十数年も前のことになりますが、そもそも私が現代医学に対して根本的な疑問を抱くようになったキッカケが他ならぬ「喘息」にあったのです。
喘息という病気はもともと「呼気性呼吸困難症」を意味します。つまり、吸気の時はそれ程問題はないのですが、呼気の時に(気管支の狭搾のため)吸い込んだ空気をうまく吐き出すことができないという状態です。とくに幼児の喘息の場合など患者本人は勿論のことですが、傍で我が子を見守りつつ途方に暮れている若い母親を前にした時など、医師としての無力感はどうにもやり切れないものです。
ところが・・・です。ところが、このように甚だ厄介な喘息という疾患が(水素の豊富な水の飲用に切り替えただけで)いとも簡単に消えてしまうのです。これでは現代医学の在り方に疑問を抱かないほうが医師として(否、人間としても)余程どうかしているというべきでしょう。そのうち、喘息ばかりでなく他の様々な疾患についても同様の結果がえられることを知るにつれやがて、「人類の生んだ医学とは所詮『水素欠乏水』の摂取を前提として築かれた虚構に過ぎないのではないか・・・」との未曾有の概念(仮説)を構築するに至ったという次第です。
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