いよいよ第二次小泉改造内閣が発足しました。小泉首相のスロ−ガンである「改革なくして成長なし」という言葉に倣いますと、私の提言はさしずめ「水素なくして健康なし」、「水素なくして美肌なし」ということになります。
言い換えますと、「水素こそ美と健康の切り札だ」というのが私の結論です。
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○ 内と外の酸素による酸化 |
私たち動物(好気性生物)の生存に酸素は不可欠で酸欠4分であの世行きとなります。酸素は空気中の約20%を占めていますが、誠に有り難い、また信じられないことにはこの酸素を何十年間吸い続けようと全くタダなのです。先日の敬老の日の新聞報道では我が国の百歳以上の高齢者は2万561人(男性3159人、女性1万7402人)に上るとありましたが、これら高齢者も百年間以上酸素呼吸を続けてきたわけですが、その間の吸入酸素代は全くの無料だったというわけです(自然は何と寛大で鷹揚で気前のよいことか・・・)。
ところで私たちの生存に不可欠なこの「酸素」が、実は私たちを病気に追い込む最大の元凶なのです。すなわち、私たちの皮膚(体表面)は常に酸素にさらされていますので、体表面では絶えず酸素による「酸化」反応(サビを作る反応)が起きているからです。特に顔の皮膚表面では紫外線が生み出す活性酸素によって一層強烈な酸化反応が進行するため、やがては皮膚の老化や色素沈着(色黒・シワ・シミ)が生じることになるのです。
いっぽう、私たちは肺から取った酸素で口から摂取した食物を酸化することによって生命代謝を行っているわけですが、同時にこの時酸素は食物によって還元されることになるため、結果として「活性酸素」が発生することになるのです。
要するに、体の外においても内においても不断に進行する酸素(活性酸素)による酸化反応つまり「酸化障害」が私たちを病気に追い込む元凶だというわけです。
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○ 内も外も水素による還元 |
したがって、「酸化障害」に対抗するには体の内外を問わず水素(活性水素)による「還元作用」が必要だという結論になるのです。つまり、「原因が一つ(酸化)なら、対策も一つ(還元)」というわけです。例えばこれまでは、「お肌にやさしい弱酸性の化粧水(アストリンゼント)・・・」、「アルカリ体質をつくるアルカリイオン水・・・」などのキャッチコピ−が罷り通ってきましたが、このような考え自体がすでに時代後れだというわけです。
重要なのはあくまでも「水素」であり、酸性・アルカリ性の問題ではないのです。
その証拠に、人類はこれまで同一の水、ただ一種類の同じ水を飲用にも外用(入浴用)にも使ってきたのです(水道水という同一の水を飲用にも入浴用にも使っているのです)。例えば飲用にはアルカリ性の水を使い、外用には酸性の水を使ってきた・・・といったような二種類の水を使い分けてきたのではありません。
この事実から考えてみても、私たちが必要とするのはただ一種類の水だけで十分なのです。
ただ一点大事なことは、水素の抜けた水(水素欠乏水)よりも水素の豊富な水(水素豊富水)の方が遥かに優れているという点です。なぜなら体外も体内も私たちの細胞は四六時中、酸素(活性酸素)による酸化障害の危険にさらされているからです。
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