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日本発・世界初
[未知の水のすすめ]
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韓国「癌患者支援センター」機関誌’09年12月号投稿論文より/
■2010.03.02
癌と水素
医学博士 林 秀光
第一章  最も本質的な問題
最初に英国の著名な医学者トーマス・マコーン博士の言葉をご紹介したいと存じます。

It should be recognized that the most fundamental question in medicine is why disease occurs rather than how it operates after it has occurred, conceptually the origins of disease should take precedence over the nature of disease process.
Thomas Mckeown  

  −認識すべきは、医学における最も本質的な問題とは、何故病気が起きるのかという問題であって、病気が起きた後でそれがどのような経過を辿るのかという問題ではない。つまり、重要なのは病気の起因であって病気の経過ではないのだ。
トーマス マコーン 
  さてマコーン博士の指摘は、最も本質的な問題を提起しているといえます。
  なぜなら、普段私たちが「癌」について議論する時、必ずといっていいほど癌という病気の経過を論じていることになるのです。つまり、どのような手術を行うべきか、どのような抗癌剤を使用すべきか、放射線療法は何ク−ルくらい続けるべきか、免疫療法は行うべきか否か・・・といったように病気の治療法の種類やその病状の経過についての議論に終始するばかりであって、一体全体この患者の癌はどのようにして発生したのだろうかという最も重要で本質的な議論がなされることは滅多にないからです。
  このような現状に対して、マコーン博士は苦言を呈しているわけです。
  つまり最も本質的な問題は、「なぜ患者は癌に追い込まれたのか」という最も根源的な問いなのである。というのも、もしその根源さえ解明できれば、その根源の問題を除去することによって、癌という病気を克服することができることになるからである、したがってまたその治療法あるいは病状の経過を議論する必要などなくなってしまうからである。
  第二章  なぜ、癌になるのか
  さてマコーン博士の指摘した「病気の起因」、つまり「なぜ癌は発生するのか」という問題ですが、今では次のようにいわれていることを皆様もご承知のことでしょう。
  万病の原因は活性酸素である
というのが現代生物医学界の統一見解となってきているのです。
  ここで現在日本で市販されている、活性酸素に関する入門書『フリーラジカル』(近藤元治編 メジカルビュー社発行)の中から表「活性酸素やフリーラジカルが関与する代表的疾患」を引用してみましょう。
  ※    頁表1「活性酸素やフリ−ラジカルが関与する代表的疾患」参照
  表1の「腫瘍」の項目をご覧ください。
  そこには、喫煙による発癌、化学発癌と癌化学療法、放射線障害と放射線療法と記されています。
  今では喫煙が肺癌を引き起こすといわれ、WHO(世界保健機関)も禁煙の必要性を呼びかけていますが、実は化学物質による人工癌の作成に世界で初めて成功したのは日本人研究者の山際勝三郎博士(やまぎわ・かつさぶろう  1863〜1930)でした。
  山際博士の業績は、実は3年以上にわたって根気よくウサギの耳にコールタール(coaltar)を塗布し続けるという忍耐を必要とした実験でしたが、彼が留学していたドイツ・ベルリン大学の研究仲間は「日本人の粘り勝ち」と呼んだそうです。
  山際博士の論文は1915年に出されましたが、発癌に使用されたコールタールという物質はいまでは「活性酸素」を発生することが分かっています。つまり発癌の真の原因はやはり活性酸素にあったということなのです。
  ところで、活性酸素といえども「酸素」のうちの一種であることは変わりありません。したがって、より普遍的に表現しますと「万病の原因は酸素である」と定義することができることになります。

  第三章  活性酸素(万病の原因)を消す方法
  日本で最もポピュラ−な科学辞典の一つとされている『岩波理化学辞典』のそれぞれの項目には以下のように記載されています。
    活性酸素
      通常の酸素にくらべいちじるしく化学反応をおこしやすい酸素をいう。・・・
  その次の項目は次の通りです。
    活性水素
      水素は原子状態となっていて、強力な還元作用をしめす。・・・・・・
  以上の記述からも、「活性酸素」の最良の対抗手段は「活性水素」であることは自明であるといえましょう。
   なお日本の静岡県立大学の片山誠二博士に直接お聞きしたところ、「活性酸素は極めて反応性が高いため、活性水素(原子水素)でなく通常の分子水素でも活性酸素と化学反応を起こすことになる」ということです。
  活性酸素の作用を抑制する、あるいは消去する物質は一般に「抗酸化物質」と呼ばれています。その数は無数に近いともいえますが、実はそこには問題が潜んでいるのです。いまビタミンCを例にとりますと、ビタミンCが活性酸素を還元消去するのは事実ですが、問題はその時活性酸素によって酸化されたビタミンCから酸化ビタミンCが作られることです。といいますのも、この酸化ビタミンCが今度は活性酸素と同じような作用を発揮するうになるからです。これでは一難去ってまた一難となってしまうからです。
  これに対して、水素(活性水素)は活性酸素と結合することによって活性酸素を消去してしまったあとはただの「水」になるだけだからです。

  ○  水制御学説
  そこで私は1995年11月に以下のような仮説『水制御学説』を提唱しております。
(1) 2 - 2-
(2) 2- H・ H+ 22
(3) 22 - HO・ HO-
(4) HO・ H・ 2
(5) HO- H+ 2

(1)肺から摂取された酸素(O2)が経口摂取された食物を酸化する時、自らは食物によって還元され活性酸素O2-(スーパーオキサイドアニオン・ラジカル)を生成する。
(2)O2-は、水素原子H・(活性水素ラジカル)およびプロトン(H+)によってさらに還元され、活性酸素 H22(過酸化水素)を生ずることになる。
(3)H22は、さらに還元され活性酸素HO・(ヒドロキシル・ラジカル)と水酸化イオン(HO-)を生成することになる。
(4)HO・は、水素原子によって還元され水(H2O)が生成される。
(5)HO-も、水素イオン(H+)によって還元され水が生成される。

  結論
  肺呼吸によって摂取された酸素は、体内において次々と活性酸素種 (O2-,H22,HO・)を生成することになるが、これらの活性酸素種は原子水素(活性水素)と結合することによって順次還元されていき、最後には元の水に還ることになる。

  ○  症例報告
  私の元には病気に関する相談が絶えず寄せられておりますが、最近届けられた症例をご紹介しましょう。最初にお断りしておきますが、私が提唱している方法は治療法と呼ぶに値しないものです。手術、投薬、放射線照射、サプリメント投与などを行うものでもありません。ただ単に日常の飲料水を普通の水(水素の抜け去った地上の水)を「水素の増えた水」に換えるだけのことに過ぎません。しかもその経費たるや小学生のお小遣い程度の負担に過ぎませんから、家族会議を開かなければ結論がでないということもありません。誰でも何処でも何時でも容易に実践できる方法なのです。
  (1)乳癌    Hさん
  友人のことでご報告します、乳ガンの知人に水素豊富水を飲んでもらっていたところ、なんと3日目で心臓と肺にたまっていた水が抜けてきたそうです。骨とリンパ腺に転移していて見離されていたのですが、徐々に食欲も出てきて体力もついてきたそうです。
  また、友人が病院で知り合った乳ガンの方も水素豊富水を飲み始めたところ、元気になって、手術をしないで済むかも知れないと希望をもたれています。
  (2)前立腺癌    Nさん  58歳
  私が前立腺癌に罹っていることが判ったのは4年前の年末でした。薬物治療は受けていたのですが症状は一進一退でした。こうした中で、昨年1月に知人から水素水スティックを紹介されました。しかし、こんなもので癌が治るとは到底信じられません。暫くは放っておきました。転機がきたのは4月末です。たまたま水素水スティックを試した方々の体験談を聞く機会があり、皆さんが口々に色々な効果があったことを話されました。その体験談を聞くうちに「私もこの水素水スティックに賭けてみよう」と思い立ったのです。 家では2リットルのペットボトルに3本のスティックを入れ、外出するときは500CCのペットボトルに2本スティックを入れたものを常時携帯し、1日に2リットルを飲むように心がけました。そして、5月末の3カ月検診の日を迎えました。
  まず血液検査です。1時間後、担当医に呼ばれて診察室に入ると、先生は満面の笑顔です。これまで毎回首をひねって「何で思うようにPSAが下がらないのだろう」と言っていた先生が初めて、「大変良い結果ですね。とにかく目出たい。これで前立腺癌の再発や転移は心配ないでしょう」と言われたのです。
  (3)C型肝炎
  Tと申します。55歳の男性です。C型肝炎で約30年です。7月29日に水素水の飲用を始めましたが3カ月後の成果報告をします。今回、3カ月検診で肝臓のGOTとGPTが正常値になりました。中性脂肪も下がりました。林先生に感謝しています。これからも続けて、完治したいと考えています。添付に、私の検査結果を記載しております。何かの参考になれば幸いです。
  さて第二章の最後に、「万病の原因は酸素である」と述べました。
  そこで、「万病の原因を除去するのは水素である」というのが私の結論となります。

  第四章  水素を豊富に含む水
  ○  人類に「未知の水」
  人類の歴史は約5百万年前誕生の猿人に始まり、その後原人・旧人と続き、私たちに最も近い新人(ホモ・サピエンス)の登場は約二万年前のことだと考えられています。
  ところで、この5百万年間を通じて実は人類には「未知の水」つまり「未だ知られざる水」があったというのが私の持論なのです。
  私の「水」探究の旅は1985年に始まりましたので既に4半世紀が過ぎようとしておりますが、この「未知の水」の存在にうすうす気づくようになったのは80年代も終わる頃でした。そこでその水の正体を突き止めるべく新しい旅が始まったというわけです。
  ところが早速大きな壁に突き当たってしまったのです。それは、「未知の水」の正体を解明するにはどうしてもある装置が必要だったのですが、20年前の日本にはそのような装置が存在しているかどうかさえ不確かだったのです。
  その装置とは、実は水の中に存在する「水素ガス」の量を測定する装置で「溶存水素計」と呼ばれるものです。当時からふた昔も経った今では簡易型の溶存水素計であればほんの数千円程度で購入できるのですからまさに今昔の感に耐えません。
  (今では「○○○水素水」という名称の水製品が氾濫しておりますが、この簡易型水素計さえあれば、それらの水製品の正体を簡単に見破ることができます)。

  ○  なぜ、未知であったのか
  ところでその水がなぜ過去長きにわたって「未知の水」であり続けたのか、という疑問が解けたことと思います。90年代に入り「国産初 直読式溶存水素計の誕生」を知り、メーカー(東亜電波)に早速連絡を入れたところ、「当社の溶存水素計は全て原子力発電所に納入(原子炉の冷却水の中に水素ガスが発生するため、その爆発事故を防ぐ目的で水素ガスを継続測定することが必要)しており、大学や一般研究所には1台も納入した実績がない」との話でした。この事実から、「任意の水の溶存水素量」に興味を抱いた研究者は90年代の日本にはこの林以外には存在しなかったと推測されるのです。お分かりのように水素豊富水という言葉を造語した人間は実はこの林秀光なのです。その明らかな証拠は、2000年7月1日に出版された下記の書籍のタイトル名として用いた言葉でした。
*  『ガンは水素豊富水で克服できる』
林  秀光著  2000年7月1日初版発行  KKロングセラーズ
  なお英語表記では、hydrogen rich water・hydrogen rich water generator  あるいは  water reformer  という言葉で米国において特許登録されております。
  また「水素豊富水」を簡単・確実・格安につくる方法として「水素発生ミネラル・スティック」が世界で初めて日本に誕生したのは2001年9月6日のことです。

  ○  水素豊富水のデ−タ
  @水道水 A水素飽和水 「ミネラル・スティック」
B1本投入
C2本投入
D3本投入
溶存水素水
(ppm)
0.032 1.490 0.470 0.676 1.203
水温 
(℃)
23 21 19 18 18
(1)水道水にはほとんど水素は含まれていないことがわかる(@)
(2)水素ボンベから取った水素ガスを最大限注入(バブリング)、つまりこれ以上は溶けないという水素濃度がほとんど飽和状態に達したと思われる水道水(A)
(3)水道水1リットルを入れたペットボトルに「ミネラル・スティック」をそれぞれ1本(B)、2本(C)3本(D)投入し、12時間(一昼夜)経過した後の水。
3本投入した、水素飽和水(A)の約80%の水素量を含んでいることがわかる(1.490対1。230ppm)。 
−Orbisphere Model3610 にて計測

  ○  何が起きるか
  さて「水素を豊富に含んだ水」の飲用を始めますと、人体からの排泄されるあらゆる物質つまり便・尿・汗・呼気・体臭・喀痰などの排泄物からどんどん悪臭が消えていくことがわかります。具体的にいいますと、下着が汚れにくくなる、朝起床時にみられた喀痰の排出が少なくなっていく、目脂(やに)がたまらなくなる、口臭が消えていくことになります。このことは、体内におけるあらゆる物質代謝の過程で作られる種々の中間および終末代謝産物・老廃物・とくに悪臭を放つ腐敗代謝産物(これらの物質は有毒性で、いずれも病原性・発ガン性をもっています)の量が激減することを意味しているのです。
  分かりやすくいいますと、身体の内部はもちろん体表面もきれいにクリーニングされてしまうというわけです。これでは、病気になるほうが不思議だといえましょう。なお、若い女性の生理痛・生理不順、中年女性の更年期症状、高齢男性の排尿困難(前立腺肥大症)などの厄介な愁訴はいとも簡単に消えてしまうことになります。

  ○  病気の原因は酸素である/原因を除去するのは水素である
  人類の歴史とは、ある意味において「病気との闘いの歴史であった」ともいえるのではないでしょうか。東洋においても西洋においても、人類は病気と懸命に闘ってきました。
  ところが現在に至るも人類は未だその闘いに勝利したとはいえません。
  その証拠に、今や先進各国は増大する一方の医療費に音を上げています。膨大な医療費のために国家財政は軒並み破綻に瀕しているのです。
  これは私独自の考えですが、人類が病魔との闘いに未だ勝利を収めていない最大の原因は「未知の水」、つまり「未だ知らざる水」にあると考えます。
  ここに「未知の水」とは、私の言う「水素豊富水」にほかなりません。
  私の考えるところ、「水素豊富水」の導入によって人類は新たな歴史を迎えることになるであろうと確信しています。



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