現代はまさに喫煙者受難の時代であると申せましょう。まるで、中世ヨ−ロッパを席巻 した一種「魔女狩り」に似た風潮を感じないでもありません。
平成13年年末ニュ−ヨ−クの新市長に就任したブル−ムバ−グ氏は、先週タバコの価格をなん と1箱7.75 ドル(約900円−日本のそれの約4倍)という全米一、恐らく世界一高い価格に値上げすると同時に、記者会見で「タバコを吸う人間は愚か者(stupid)だ」と吐いて捨てるような調子で喫煙者を罵倒しておりました。
喫煙者にしてみれば、「では何かい・・・タバコを吸わない人間はすべて頭脳明晰で秀才揃いだとでも言う気かい・・・」との嫌みの一言も言いたくなろうというものです。
ところで、私がここで申し述べたいことは「禁煙など簡単にできますよ・・・」というアドヴァイスなのです。 |
○ 禁煙は簡単である |
英国の社会諷刺家バ−ナ−ド・ショウは「禁煙など極めて簡単なことである。私は過去何十回にもわたって禁煙に成功した・・・」という有名な言葉を残したそうですが、このような意味ではなく正真正銘禁煙は簡単なことなのです。
私はなにもブル−ムバ−グ市長ほど強烈に「禁煙のすすめ」を説くつもりもありませんが、「世の中の風潮喫煙者にとり必ずしも利あらず、望むらくは我もいずれ禁煙いたしたし・・・」とお考えの方で現在「水素豊富水」を愛飲しておられるスモ−カ−は是非そのままで気軽に禁煙にトライしてみてください。あっけない程簡単に禁煙に成功する筈です。実を申しますと、私自身平成13年8月の夏期休暇中に軽い気持ちで禁煙にトライしてみたところ、そのままスンナリ成功してしまったという次第です。何せ大学入学以来四十数年間続いた喫煙生活と極めて簡単に絶縁できたというわけですが、ではなぜこのように容易に実現できたかについて考えてみることにしましょう。 |
○ 血中濃度が急減する |
一般に禁煙は難しいと考えられていますが、その理由について考えてみましょう。
禁煙をスタ−トしますと、当然のことですがニコチンの血中濃度は日一日と低下していくことになります。このとき殆どの場合、ニコチンの血中濃度はゆっくりと低下していくことになりますが、このように血中濃度の低下が徐々に進む場合、その途中で猛烈な喫煙願望が起きてくることになるのです。いわゆる禁断症状の発現という現象です。
言い換えますと、もしニコチンの血中濃度の低下が急激に起きるとしますと、特有の喫煙願望も起きないということになります、つまり禁断症状の起きる暇もなくなるということになるわけです。これが、私の達した「禁煙は簡単である」という結論の根拠です。
ところで私がなぜこのような結論に達したかといいますと、85年以来昨年まで16年間に及んだ還元水(一時的水素豊富水)の効果に比べて、私のいう「常時水素豊富水」の効果の発現が極めて早いことを知ったからです。糖尿病の場合のブドウ糖の血中濃度の低下にせよ痛風の場合の尿酸値の低下にせよ、その低下速度が全く違うという実感を得たからなのです。風林火山ではありませんが、その効果の発現の程度は「疾きこと風の如し」とでも表現できようというのが私の率直な印象なのです。
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