■第二章.生物の誕生
前章で記しましたように、四十数億年まえ生物は「水」の中に誕生しました。
このことは、「生物の誕生と生存にとって必要な条件は『水』の中に存在しているに違いない」ことを私たちに教えていることになります。
なぜなら、「生物の誕生と生存にとって必要な条件が、もし『水』の中に存在していななかった・・・ものと仮定しますと、生物は水の中に誕生することも生存することもできなかったことになる・・・」からです。
言い換えますと、「生物の誕生と生存、つまり生物の健康と長寿にとって必要な鍵は『水』の中に存在しているに相違ない」と結論せざるをえないのです。
ところで、現実には私たち一般の常識はどうでしょうか。
「水の中なんかに健康と長寿の鍵などある筈がない!・・・」というものでしょう。ところが、私に言わせればこのような考えこそ実はとんでもない「たわ言」だというほかありません。生物の誕生と生存の事実を無視した暴論であるというほかないのです。
私に言わせれば、「生物の誕生と生存にとって必要な条件、つまり私たちにとっての健康と長寿の鍵は水の中にある」と結論せざるをえないことになります。
そのように考えないことには「四十数億年にわたって生物が水の中で誕生と生存を繰り返し、しかも継続してきたという事実」を説明できないことになるからです。
いやその前に、健康や病気の問題どころではない・・・ということになります。なぜなら、もし地球上に「水」が存在していなかった、さらには健康と長寿の鍵が水の中になかったと仮定するなら、生物の誕生そのものが初めからなかったことになるからからです。
したがって、今の私たちにとって必要なことは次の問題を考えることなのです。つまり、
1.「健康を維持し、病気を治す水」とは一体どのような「水」なのか。
逆に、
2.「健康を傷害し、病気を作る水」とは一体どのような「水」なのか。
という問題だけだということになるのです。
この問題こそが、今私たちが考えるべき最も重要な問題なのであって、「水の中なんかに健康と長寿の鍵など存在する筈がない・・・」などというこれまでの一般常識を繰り返すことではないのです。
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第三章 病気を作る水 --->>>
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