(1) |
肺から摂取された酸素(O2)が経口摂取された食物を酸化する時、自らは食物にによって還元され活性酸素O2−(ス−パ−オキサイドアニオン・ラジカル)を生成する。 |
(2) |
O2−は、水素原子H・(水素ラジカル)によってさらに還元され、活性酸素H2O2(過酸化水素)を生ずることになる。
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(3) |
H2O2は、さらに還元され活性酸素HO・(ヒドロキシル・ラジカル)と水酸化イオン(HO−)を生成することになる。 |
(4) |
HO・は、水素原子によって還元され水(H2O)が生成される。 |
(5) |
HO− も、水素イオン(H+)によって還元され水が生成される。 |
結論 |
肺呼吸により摂取された酸素は、体内において次々と活性酸素種を生成することになるが、これらの活性酸素種は原子水素(活性水素)と結合することによって順次還元されていき、最後には元の水に還ることになる(林秀光「水制御学説」)。 |