■プロローグ ボタンのかけ違い
ボタンのかけ違い、という言葉があります。
これは、第一ボタンのかける位置を間違えてしまうと最後の最後までボタンを正しくかけることなどできないという教訓です。
ところで現在私の脳裏からは「現代医学も含めて過去人類が考え出してきた様々な医学理論、健康法、栄養学・・・とよばれるもの、それらはすべて所詮ボタンのかけ違い理論に過ぎないのではないのかな?・・・」との考えがどうしても消え去らないのです。
といいますのも、最近私の周囲から親しかった友人、知人が相ついでガンで命を落としたとの連絡が届いたからです。なかには頑健そのものだった人もいます。
また、新聞報道などを見ましても芸能界、スポーツ界など各界の著名人がガンや白血病などで倒れた、あるいは手術を受けたなどの報道を目にすることが少なくないからです。
それらの方々の中には、健康維持あるいは病気予防について研究熱心で食生活にも人一倍注意を払っていたといわれる人たちも多いからです。
第九章で触れますが、食品添加物全盛の現在においては健康な食生活など無いものねだりに等しい・・・という冷笑が聞こえてくるのも無理からぬことかも知れません。
その一方で「まえがき」にも述べましたように、私の提唱する超簡単・確実・格安健康法を実践している人たちからは、
「私は何十年という頑固な便秘症で苦しみ何をやっても効果はなかったのですが、新しい水のお陰で毎日排便が見られるようになり今ではすっかり健康体になりました」、
「私は毎日通勤の行き帰りに四十段ずつ横断歩道の階段を昇り降りするのですが、水のお陰で今までとは様変わりで途中で息切れで一休みするということもなくなりました」、
「私の住んでいる周囲は雑草が多いため週末など草刈りに半日を過ごすことも少なくないのですが、長時間中腰の姿勢を取るためにあとは決まって腰痛で苦しんでいたものですが、水のお陰で最近では腰痛で悩むこともなくなりました」
などという体験談が毎日のように寄せられるのです。
右のような報告に接するにつれ、現代人の健康法は最初の一歩から間違っているのではないか、第一ボタンをかけ違えているに違いない、と考えるようになったのです。
つまり、「水素の抜けた水」に頼っている限り、いかに時間とカネをかけようとも決して正しい健康法とはいえず納得のいく成果も得られまい、というわけです。
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第一章 古い水 --->>>
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