■まえがき たった一つの鍵
「あらゆる病気には、たった一つの鍵となる機序(キイ・メカニズム)がある。
もし、それを見つけ出し研究することができれば、私たちは病気というものを制御(コントロール)できるようになるのだ。・・・」
上の言葉は、世界最大のがんセンターといわれるアメリカのスロウン・ケタリングがんセンターの院長を務めたルイス・トーマス博士の言葉です。
私がこの言葉を目にしたのは三十年近くも前のことですが、大きな感銘を受けたためその一節をそのまま記憶していたというわけですが、同時に博士の言う「たった一つの鍵」を見つけだすことができないものかな・・・やはり夢だろうな、と考えておりました。
一方、ふとした機会から始まった私の「水行脚」も今年ですでに二十二年目に入りました。その間数多くの壁にぶつかってきたわけですが、それら試行錯誤を繰り返す中でふと頭に浮かびどうしても消えない概念があります。その概念とは実は「水素」なのです。
つまり、トーマス博士が予見した「たった一つの鍵」とは「水素」ではなかろうか?・・・との考えが十一年前に浮んで以来今日まで払拭できないでいるというわけです。
具体的に説明しますと、次のようになります。
一、私たちが病気に追い込まれる場合、その最大の原因となるのは「水素の抜けた水」に依存して生きているという事実にあるのではないのか・・・という推測です。
二、換言しますと、私たちが普段飲んでいる「水素の抜けた水」を「水素の豊富な水」に変えてやれば、健康と病気の議論は一変するのではないか・・・という期待です。
実は右のように考えるに至ったのも、過去五年間私の提言を実践している数多くの方々からの反応が極めて肯定的で否定的な反応はほとんど寄せられないからなのです。
ここで私の提唱している「水素の抜けた水を、水素の豊富な水に変える」ための方法は簡単・確実・格安そのもので一カ月の経費がせいぜい数百円というものですから、誰でも気軽にその正否を確めることができます(私の理論を無断盗用した表現で似て非なる類似品、高額商品を扱っている業者も多いためご注意願いたいと存じます)。
私の見つけた「たった一つの鍵」。あなたにも是非確かめていただきたく存じます。
平成十八年十月 |
新しい水の会 主幹 医学博士 林 秀光 |
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